慣れてきた生活。
十番隊。
席官、ということ。
責任感。
死神、ということ。
守ること。

一ヶ月。
一ヶ月が経った。
一ヶ月であたしは完全に十番隊に馴染んだ。
なんか、いればいるほど家族、ということを体感する。本物ではないけど、本物よりも。それ以上の絆。
守ってくれる人。守ってあげたい人。
殺しあう世界での、ささやかな平和。
それでも、やりあっても、命をかけても、守りたい人、物、世界。

癒す。
苦しむ人々を。
守る。
大切な人達を。

あたしはそのために。
そのために如月を振るう。

ここに来て、改めて感じ、再発見したこと。
あたしの本当の願い。
そうだ。あたしは守りたいから死神になった。

五月。
花がなびかせるそよ風。
春。
あたしの人生はまだまだ長い。
その人生、という階段をあたしは一つ、上がった。
守る。
これからもっともっと切実に、
守っていこう。

「林、ちょっと来て。」
「あっ、はい!」

今のあたし、絶対に爽やかな顔をしてる。
そう信じた。




第一曲。
fine

 

 

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