たつきはスノーボードがうまかった。
上級コースを平地の様にすべるし、転んだところを誰も見たことがない。
たつき曰く「幼稚園の時からやっているから」だが、そのオリンピックにも出られるレベルにたつきの言葉を信じる人は極わずか。(やちると,......やちる以外にいないな)

「ええ!これは普通じゃない、もう超人的よ!」
「いえ、だから本当に違いますってば!
 あっ!乱菊さん、足元!」
「きゃあ!!!」

乱菊はすっかりスノボが嫌いになり、少々地味だがスキーに挑戦することになったのだ。
これが当たって、乱菊はたちまち上級コースも滑れるようになった。

女性死神協会のほかの人たちも、日頃から運動が得意(ていうか、得意じゃなかったら死神の仕事つとまらない)のですぐに上達した。

織姫は、また自己流のスキーの滑り方を編み出していた。
どうやって滑るかと言うと...

(ヒント:板を1枚しか使わない。
    :くつは変えなくてOK。
    :スキー板に変な木の板がくっついている。)

実は、スキーをスノボのようにして遊ぶのだ。その危険で笑える遊びを考えられるなんて織姫の脳の構造はみんなと違う。

織姫を見かけた人々は唖然と口を開いた後、苦笑いして、せめて自分が織姫のせいでけがをしないように、そそくさと滑り降りるので、これまで事故を起こしたことはないが...
覚えているだろうか。

織姫と気が合う人、
松本乱菊も来ている、ということを。

もうたいへんだ。
乱菊が
「すっごい!さすが織姫!」
と織姫をほめるまではよかったが、
「あたしもそれのるから一緒に滑ろう!」

ガーン!!! 確実にけが人が出る。

乱菊と織姫の性格を知る人はそう思っただろう。

「そっ、それは。」
七緒は慌てて止めたが、遅かった。

それから何があったのかは言うのも怖いので皆さんの想像にお任せしよう。
どうか死人がでませんように。

* * *

「きゃはは!わたしもあそびたい!」
「やめて下さい、草鹿副隊長」

 

 

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