現世行きが決まった女性死神協会にはたくさんの質問が待ち構えていた。
「何人行くの?」
「どこのスキー場?」
「何日行くの?」

いきなり溢れ出した質問をみんなは伊勢七緒に押し付けた。

「行くのは女性死神協会の人だけです!」
「せっかくですから北海道に行きましょう。」
「何日かはみなさんで検討してください。」

一泊ほどしてきたいと七緒と砕蜂以外のみんなが言ったので、結局、こういうことになりました。

行く人 女性死神協会*松本乱菊、草鹿やちる、伊勢七緒、くろつちネム、虎徹勇音、虎徹清音、砕蜂*

場所  北海道S市Yスキー場
日程  一泊二日

 その時七緒はこう思った:京楽隊長絶対に酒を飲んで暴れるだろうな。


「よし、決まった所で、明日出発するわよ!」 
お調子者の乱菊が勝手に出発日を決める。

「だめ!せめてあさってまで!」
やちる以外のみんなはそう言ったのであった。


乱菊は隊舎に戻ってすぐに日番谷に現世に行くことを告げた。
日番谷はため息をついた。もちろん、乱菊はそのことを無視する。
そそくさに自室に戻って、準備を始めた。

やちるはすぐに更木に許可をもらった。
しかし、もんくを言ったのは第三席の斑目一角だった。
「しかし副隊長書類仕事はどうするんですか?」
「だいたいいつもつるりんがやってるじゃない!剣ちゃんもいいって言ってたもん!」
怒りが込みあがった斑目は逃げてしまったやちるにどうすることも出来なかった。

ネムはマユリに聞いてみることにした。
「マユリ様、伺いたいことがあるのですが。」
「何だね ネム。私はこう見えても忙しいんだよ。」
「申し訳ございません。あっさて、女性死神協会で現世に行くことになったのですが。」
「ああ、行っていいよ。それとこれも持って行ってね。」
マユリはネムに真っ赤な液体の入った瓶も渡した。(毒のようだ。)

虎徹勇音の場合。
「あの、隊長。」
「行きなさい、勇音。」
「はい?」
まだ何も言ってないのだ。卯ノ花隊長はすべてお見通しだ。
「行きなさい。」
「は、はい。」
逆らえない。

「あの、行ってもよろしいですか。」
虎徹清音は浮竹隊長に聞いた。
「ああ。最近調子もいいしね。」
どう聴いてもやつれた様にしかきこえなっかた。
「本当にいいんですか。」
「うん、楽しく遊んでおいで。」
「はい!
 小椿!隊長に何かあったら許さないぞ!」
「分かってる!」

砕蜂は部下に指揮していた。いつもの冷静な声だ。
「私は何日か留守をする。それでも、油断をするな!したと発見された者はすぐに斬る。」
「はっ!」

特に出発前に忙しかったのは七緒だ。
それもそのはず。七緒の隊長は京楽隊長だ。あの人が七緒のいない間に仕事をするとは思えない。


色々あって、3日後。

朝9時に一行は現世に着いた。

 

 

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