ええ、どうも、虎徹勇音です。今回はわたしの視点で語ります。
朝食ですが、わたしはこれ以上、背は絶対に伸びてほしくないので、いつもどおり、おかゆです。でも現世のおかゆって、バリエーションが色々とありますよね。わたしにとって、都合がすごくよかったです。

さて、本題へと入りましょう。
「今日の予定は朝、雪合戦。その後、お昼前に温泉に入り、札幌の雪祭りを見た後、帰ります。」
伊勢副隊長が発表しました。

「わあ~い!雪合戦!雪合戦だあ!」
そんなやちるちゃんが非常にかわいいです。しかし…
わたし達はそのやちるちゃんに振り回されていますよね。

「ということで、外に出ましょう。」
ホテルの庭、なんと貸しきりでした。すごくない?
さすがネムさん。

庭の第一印象は、朽木邸の庭にとっても似ている、ということです。池はうっすらと氷が張ってありますね。松の上には雪が積もっていて、時々雪の重さに耐えられなくなったのか、雪が滑り落ちて、その反動で枝が跳ね上がる。その間にもしんしんと雪が降っているわけですから、幻想的、の一言です。
この風景を雪合戦で壊してもいいのかと思うほど雪は真っ白で平らで、なんとも言えないですね。

それにかまわず、点々と小さな足跡をつけていくやちるちゃん。それもそれでかわいい、のですが、その足跡を消すようにみんなも外に。

「はいはい!グループはもう決めてあるわよ!」
松本さんはわたし達に大きく手を振りました。

「ええと、やちるにたつき、織姫と清音が一つ。あたしと、七緒、ネムに勇音で一つね。ちなみに、砕蜂隊長には審判をやってもらいます。」

「何故に」

今度は伊勢副隊長が説明します。
「実力の差、ありすぎですし、例え休暇でも隊長としてに威厳、保ってもらわなければいけませんので。」

「うむ。」
砕蜂隊長が納得したところで有沢さんが付け加えました。
「これって、背の順で決めたらしいぞ。」

これって、わたしの背が高いとアピールしてるみたいじゃないですか。こういう時はひっそりと目立たないほうが…
でも髪は紫だから無理か。この時ばかり、真剣に、浮竹隊長や日番谷隊長の髪の色がほしいと思ったわたしです。

雪合戦が始まったのにボーと突っ立ているわたしをみんなは不思議そうに見つめていたのをわたしは知る由もありません。

バシッ!
「うわあ!」

 

 

前へ  次へ